熟年・壮年のあなたが、婚活サイトで発信すべきこと
熟年・壮年のあなたは、婚活で間違った情報発信をしていないでしょうか。
婚活サイトに登録して、あなたはどんなアピールをしているでしょう。
出逢いを探すその前に、押さえておくべきことはないのでしょうか。「紀州のドンファン事件」でもそんなことがポイントだったと思います。それは特に熟年になってからの婚活は、出逢ってからのことが想定されていなければいけないということです。
それは「結婚観」ということになろうかと思います。
今はネットでの婚活が当たり前のようになって、自宅にいても普段の仕事をしながらでも気軽に婚活ができるようになりました。登録している会員は多様で、公開されるプロフィールも詳細です。相手を探そうとすれば意外と簡単かも知れません。
ネットでの出会いはハードルが低いように思えます。情報量は多く、常に誰かが見てくれていて多くの情報が飛び交っています。ちょっとした雑談から人物の人となりを伺うこともできます。
こうした利便性のため、つい普段のネットと同じような感覚で気軽に発信をしてしまいがちです。
しかし気軽にメッセージの交換ができるようになったからと言って婚活自体の難しさが減ったわけではありません。相手が見つかってからのことがより重要なステップになってくるかも知れないということです。
プロフィールにご自分の一方的な希望や主張だけをしてしまい、相手がいることを忘れていないでしょうか。ご自分の期待ばかりが空回りしていないでしょうか。お子さんがいることや離婚歴があること、高齢のご両親との関係など、「周辺情報」の発信を忘れていないでしょうか。
そして、SNSのように婚活サイトを利用してはいないでしょうか。
相手というのは不特定多数の人々です。また、あなたの発信にすぐに返信を返してくれるわけでもありません。
簡単にマッチングができるばかりに相手からの反応に過剰な期待をしてしまい、それが裏切られると失望してしまう。
そしてツイッター代わりに嫌味や文句を言ったりするようになります。
そんなイラつきを会員交流の場でぶつけ始めれば自分が落ち込んでゆくだけです。情報発信することに淫してしまい、溺れてしまうことになります。氾濫する情報の中で自分を見失ってしまいます。
そうして登録などしない方がよかったと、やがて悔やむことになります。そして退会と再登録を繰り返す。
そんなことが特に女性会員の場合にはよく見られる光景です。
なぜなら、たいていの婚活サイトでは女性会員は無料であることが多いからです。しかしいくら無料で手軽に利用できるからと言って、ご自分の結婚へのモチベーションを傷つけてしまうようでは意味がありません。
実直であるかどうか人から見られるのはネット婚活でも普段と同じことですが、感情に流されないようにしたいものです。余裕を持ってのんびり取り組めばよいのです。そのために複数の婚活サイトを利用してみるのも悪くありません。
一方的な期待をかけ、まだ見ぬ相手に失望したり幻滅したりしないようにしたいものです。
しかも登録制とは言ってもそこは他のネットと同じです。不特定多数を相手にした情報発信です。
サイトに登録してプロフィールやアピールなどの発信をすれば、大勢の見知らぬ異性に見られることになることは、もっと注意していただきたいと思っています。顔写真の公開でもネットならではのリスクがあることは注意していただきたいと思います。
また、これは何もセキュリティについてだけのことではありません。出逢ってからどうするのか、まず婚活のための準備をしてから発信をすべきではないかということもあります。
結局は婚活とは、「よい相手」との出逢いが結婚へとつながることです。それは「よい巡り合わせ」ということです。
相手に希望する条件の前に、どのような結婚生活を想定しているのか、そんなことを整理しておくべきではないかと思います。
当サイトでは特に熟年の婚活を応援したいと考えています。熟年の婚活で気をつけるべきこと、注意すべきことを中心にお話してみようと思っています。
今の婚活サイトは高齢化が進んでいます。熟年が婚活し、第二の結婚生活のために参加している方も珍しくはありません。
真面目に熟年の婚活を考えるなら、どうかひとつお付き合いください。
耳の痛いや話もあるかも知れませんし、それぞれが別な切り口からのお話ですからまとまってはいないかも知れません。
それをひとつの考え方にまとめていただくのは読者のみなさんです。
考えてもいなかった想定や選択肢、こんな考え方、あんな捉え方があるということ、それがお伝えできればいいと思っています。
肩の凝らない話題も交えて、ご一緒に熟年の婚活について考えてゆきたいと思っています。
熟年・壮年のあなたが、婚活をするなら、まずどんな心構えが必要なのでしょうか。
どんなアピール、つまり「情報発信」をすべきなのでしょうか。
相性だけで言うなら、相性や条件がマッチングする人はネットなら高い確率で見つかるということは言えます。それは登録人数の多さとネットならではの活発な会員の出入りがあるからです。
マッチングは意外とできるものなのです。
そこからが婚活の本番です。考えるべきことは結婚自体に対する想定かも知れません。
つまり「結婚観」というものに関わることだと言えます。
身長や体重、履歴、出身など、必要なデータは揃っています。それなら相手にはご自分の何を伝えるべきなのか、ということです。
当サイトではできるだけ分かりやすく、熟年の婚活について考えたことをお話ししてゆくつもりです。私も不器用ながら婚活に取り組んできた経験があります。お見合いパーティの司会か関わってそうした人たちを見てきたということもあります。
しかしそれは「正解」でも唯一の解決策でもないかも知れません。読者のみなさんが考えていただくとめのヒントに過ぎません。
当サイトでわざわざ熟年のネットでの婚活を取り上げるのは、特に熟年の婚活では若い人よりも情報発信の内容が重要かもしれないと思うからです。
ご自分の「結婚観」、つまり結婚についての想定を相手に伝えることは、趣味や志向、性格を分かってもらうことよりも重要なことかも知れません。
成熟してしまえば人間はなかなか自分を変えられないものです。それが熟年であればなおさらのことです。それならマッチングしてからのことも大切ではないでしょうか。
パートナーと結婚生活を過ごすということを考えれば、熟年は若者よりもっとご自分の「周辺情報」の発信に努めるべきだと思います。
具体的で現実的な結婚生活への問題意識が大事だということになります。
熟年の婚活、熟年の現実は若い人たちのものとは全く違うはずだからです。
みなさんのお役に立っていただければと願っています。今後ともこのサイトを充実させてゆくつもりですのでよろしくお付き合いください。
